板チョコを見て思いついた!

 

 

 

 

初期のレッスン生の悩みの種は、鍵盤の位置と音の名前を覚えること。
これは努力しかないのですが。
レッスン中にあまり時間を割けず、宿題を出したり、作曲してドリルさせたり。
『こうやってみて』と、自宅学習方法を提案してみたり。

レッスンから離れた時間に、ネットサーフィンしていたら、あるサイトに出くわしました。
音楽教材のサイトです。
『こういうので遊びながらもいいかもな~』と何気に眺めた後。
お夕飯の支度に取り掛かるべく冷蔵庫を開けたら、板チョコがこっちを見ている。
さっきの教材と板チョコで思いついたのが、自作の教材です。
遊ぶ段階になると黒鍵盤と名前が上手く定位置に置けないことが判明。
そこで後ろにくっつき虫を貼り付け、問題解決。
実際に使ってみて見直しするところが出てくるかもしれませんが、今回は、これで一応完成です。

という美味しい教材のお話しでした。

 

以下は、私が指導をする上で常に心掛けていることです。
以前のブログでもお伝えしていることですが、とても重要なので再度記します。

◆重力奏法を身に着けると、音が出た瞬間から美しい音に包まれて幸せな気分で演奏できます。

レッスン生の年齢に関係なく、それは表情を見て明らかです。

嬉しさが顔いっぱいに広がります。

重力奏法は、ひたすらピアノに向かって弾く練習だけでは習得できません。

それは年齢がいくつであっても同じです。

習得して教える者、学ぼうとする者が共有し得る情報を同時に提供消化するという作業を、喜びを感じながら進めていきます。

下記に記すツイグラー大先生は天分と言っておられますが、私は、それよりも一緒に喜びを感じることではないかと思っています。

第一部「心で聴く」ピアノ奏法へ構想

実り豊かな音楽の学習には三つのことが必要である。
天分、努力、および良き教師がそれである。
芸術的演奏は難度6からようやく始まるものではない!
この芸術的演奏の土台は第一段階においてすでに置かれなければならない。
「心で聴く」方法に則った音楽演奏は深い静けさを欲し、騒々しい技術(テクニック)の世界から内的な離脱を必要とする。
─ツィグラー「耳から学ぶ教本のために」より─

美しい音を求めてまだまだ旅は続きます。

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教室では、楽譜通りに弾くだけではなく、美しい音の追及、ピアノを弾き始めの段階から体を痛めないレッスンをします。

美しい音を出すために、お子様の成長に、大人の方の「またピアノを弾きたい」を応援します。
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