どれも同じように見えるし、安いので、いっかな!?

初めてのピアノ
『どれを買ったらよいのか、わかりません。』

ご相談を受けることがあります。

価格だけで、決めないでください。
(最終的に価格は判断材料になることは間違いないです。)

要は、しっかり調べた上でご購入してください、ということです。
※ここに書かれてあることは、ホンの一部であることもお断りしておきます。

 

それぞれのご家庭で条件が異なりますので、絶対的なことは言えませんが、その環境において一番良いものを選べるよう、お話をすることがありますので、今回はそれをザックリとご紹介しようと思います。

 

・日本国内で使うのであれば国産が断然良いです。
 確かにスタンウェイは素晴らしいピアノです。
 でも、生産国で使われるのが最も適しているので国産が一番(湿度が大いに関係している)です。
(調律師異口同音)

調律代金やメンテナンスに掛かる費用は、購入価格と比例すると考えてよいです。

調律こそピアノの寿命を左右します、購入後は腕利きの調律師にお願いすることを特にお勧めします。

 

▼アップライトピアノとグランドピアノの違い

・ペダルの仕様が違います。詳しくは当教室の過去ブログで説明しています。

・アップライトピアノではトリルが入りづらいです、ロマン派(ショパンなど)から先の上位曲はアップライトでも上位機種が望ましいです。

・アップライト安い、グランドピアノ高いというイメージがあるかと思いますが、一概には言えません。
 アップライト40万円台~200万円台 グランドピアノ100万前後~

ピアノの寿命50年と言われています。
 ただし、環境に左右されます。

また、この数字は中古市場の価格相対します。

全所有者の環境不明な中古を購入するより、新品を購入する方がよいと思いますが、ピアノ環境が把握できており納得できるのであれば、お譲りいただくことも大賛成です。

私が母から購入してもらったピアノ(40年ほど所有)は身内に譲っています。
そのピアノの中の状態は非常によろしく調律のみメンテ不要でした。

以前、フリマサイトでお安く中古を入手されたレッスン生がおられましたが、中がカビだらけで困っておられました。

そういうこともありますので、やはり実際に見て買う、試弾して買うことをおすすめします。

ほとんどの方の最初の1台はアップライトピアノだと思います。

アップライトピアノの形は2つあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

①鍵盤蓋の上部に譜面台が付いている
└グランドピアノと同じ位置
②鍵盤蓋の裏側に譜面台が付いている
├ピアノを弾く方ならわかると思いますが、演奏途中に手が当たることがあります
└楽譜が立たない

 

2、3年もすれば、この違いがだんだん分かってきます。※1
私も中学ぐらいからは恩師宅や学校のグランドピアノで練習するようになりました。
自宅のピアノで練習できない、、、私自身が経験者です。

 

※1
今回は触れませんが、勿論、回避策はいくつもあります。

 

 

いよいよ具体的なお話になります。
国産のピアノメーカー、代表的なK社とY社に限って見てみます。

 

①タイプでK社、Y社の最安値機種は以下の通り。

K-400

標準価格 858,000円(税抜 780,000円)

 

 

 

 

YUS5

希望小売価格:1,452,000円(税込)

※Y社の①タイプはこの1機種のみ

 

 

上述のピアノと同仕様で②タイプになると以下の通り。

 

K-300
(K-400同仕様、譜面台のみ異なる)

標準価格 770,000円(税抜 700,000円)

 

 

 

 

 

譜面台の仕様が異なるだけで、K社では88,000円の違いがあります。

K社とY社では60万円(ピアノ1台分相当)近くも違います!

それをどのように捉えるかはそれぞれでお考えいただき、一番合ったものをご購入ください。

 
オマケ
Y社のフラッグシップモデル

SU7

希望小売価格:2,640,000円(税込)

もありますが、①の大譜面台ではありません。
価格がここまで高くなると、グランドピアノをやはりおすすめします。

最初の一台はお安いもの、中古のものを入手して、続くようなら買い替える、というのもアリかと思います。
実際、私は現在アップライト1台、グランドピアノ1台所有していますが、それぞれ2台目です。
(母に買ってもらったピアノはこれに含まれていません。)

上手くなれば買い替えればいい!

レッスン生の中にも同じような方がおられます。
まずは、上手くなること!

─私にお任せください!

※いずれもブログ掲載時点での価格および仕様となります。
※実際にご購入の際には、ご自身でお確かめの上ご判断ください。

 

 

 

それではレッスンでお会いしましょう🎵

 
 
◇ここからは、当教室でも大活躍のピアノのお掃除必須アイテムのご紹介です。

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美しい音を求めて、私自身も研究練習を続けていきます。

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教室では、楽譜通りに弾くだけではなく、美しい音の追及、ピアノを弾き始めの段階から体を痛めないレッスンをします。

美しい音を出すために、お子様の成長に、大人の方の「またピアノを弾きたい」を応援します。
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