基本の『キ』

今回は 簡単にできる重力奏法の練習 についてお話ししていきます。

この練習方法は、重力奏法の脱力の仕方、重力のかけ方、重力の方向、姿勢、などを一通り指導した後、自宅での練習方法の一つとして教えているものです。

◆この練習のよいところ

1)短期間で習得可能
2)ピアノが無くても練習可能
3)食後のダイニングテーブル、勉強机、事務机、どこでも可能

◆この練習のわるいところ

1)ちょっと単純すぎる?
2)つまらない?
3)眠くなる?

1回5分~10分程度を数回/1日でよいです。
もし、体のどこかが痛くなったら、練習を中止してください。
痛くなったことをレッスン初めてに教えてください、問題点を探します。

以下は、以前のブログでもお伝えしていることですが、とても重要なので再度記します。

◆重力奏法を身に着けると、音が出た瞬間から美しい音に包まれて幸せな気分で演奏できます。

レッスン生の年齢に関係なく、それは表情を見て明らかです。

嬉しさが顔いっぱいに広がります。

重力奏法は、ひたすらピアノに向かって弾く練習だけでは習得できません。

それは年齢がいくつであっても同じです。

習得して教える者、学ぼうとする者が共有し得る情報を同時に提供消化するという作業を、喜びを感じながら進めていきます。

下記に記すツイグラー大先生は天分と言っておられますが、私は、それよりも一緒に喜びを感じることではないかと思っています。

第一部「心で聴く」ピアノ奏法へ構想

実り豊かな音楽の学習には三つのことが必要である。
天分、努力、および良き教師がそれである。
芸術的演奏は難度6からようやく始まるものではない!
この芸術的演奏の土台は第一段階においてすでに置かれなければならない。
「心で聴く」方法に則った音楽演奏は深い静けさを欲し、騒々しい技術(テクニック)の世界から内的な離脱を必要とする。
─ツィグラー「耳から学ぶ教本のために」より─

美しい音を求めてまだまだ旅は続きます。

レッスン案内はこちらから

教室では、楽譜通りに弾くだけではなく、美しい音の追及、ピアノを弾き始めの段階から体を痛めないレッスンをします。

美しい音を出すために、お子様の成長に、大人の方の「またピアノを弾きたい」を応援します。
ご質問も受け付けます!

コメント、メール、お電話 お気軽にどうぞ♪

お問い合わせはこちらから