『ちょうちょ』─オルガン・ピアノ1より─

今回は講師による演奏

重力奏法導入初期の多くのレッスン生は幼児です。
幼児の手は大人のそれよりはるかに小さく、5度がやっと届くくらい。
動画での注目するところは、第3関節、第2関節、第1関節です。
1音ごとに重力の移動、それに伴う手首の連動、その結果がご覧の動画となっています。
大人の手で弾いているため、若干オーバーアクション気味ではありますが、これが幼児の場合は非常にコンパクトになります。

幼児の手は発達途上のため、過度の筋肉運動は絶対やらせてはいけません。
手の発達は、まず第3関節、第2関節、第1関節と続きます。
すなわち、重力奏法は幼児期からのピアノ学習に最適であるということになります。
(その理由についての詳しい説明は今回は省きます。)

このように当教室のレッスン生には、最初の『ド・ド・ド』から重力奏法を教えています。

第一部「心で聴く」ピアノ奏法へ構想

実り豊かな音楽の学習には三つのことが必要である。
天分、努力、および良き教師がそれである。
芸術的演奏は難度6からようやく始まるものではない!
この芸術的演奏の土台は第一段階においてすでに置かれなければならない。
「心で聴く」方法に則った音楽演奏は深い静けさを欲し、騒々しい技術(テクニック)の世界から内的な離脱を必要とする。
─ツィグラー「耳から学ぶ教本のために」より─

美しい音を求めてまだまだ旅は続きます。

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教室では、楽譜通りに弾くだけではなく、美しい音の追及、ピアノを弾き始めの段階から体を痛めないレッスンをします。

美しい音を出すために、お子様の成長に、大人の方の「またピアノを弾きたい」を応援します。
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