重力奏法レッスン | 久留米市のピアノ教室、音楽教室

当教室の目玉！重力奏法レッスン

大野愼嗣著『ロシアピアニズム』で一躍世に広まった重力奏法、その弾き方をお教えします。私の習得した重力奏法につきましては、指歩き奏法考案者である田島孝一氏に師事しました。

美しい音で演奏することができます

体を痛めることがありません

練習時間は短くてＯＫ（一生続けられます、受験などで中断することがありません）

・練習してもなかなか上手くならない・腕や手首が痛くなる そういう方は重力奏法を是非おススメします。

今から45年ほど前にさかのぼります。私がまだ小学生の頃。ピアノ教室でレッスンが終わって先生のレコードを聴かせてもらうことが度々ありました。「好きな音だな」と思うレコードのジャケットは、当時の私にはおじいさんくらいのロシア人ピアニスト。憧れの音、目標の音。いつになったら、あの音が出せるのだろう。

高校で放課後、学校のグランドピアノでレッスンを受ける機会がありました。その時に、脱力ということを初めて教わりました。腕を地面水平に上げて、力を抜いて、だらんとさせる、振り子のように腕が動きやがて止まる。

重力奏法、脱力の最初は皆、これに似た体験をしておられると思います。イメージは掴めるのですが、ここから先がなかなか進まず。

私はあの美しい音が出せない自分に落胆し、ピアノから離れる決意をしました。そして30年が過ぎます。ピアノの音を極力聞かず、ピアノに一切触れず。

ところが転機が訪れます。知人の自宅で弦楽器とピアノの生演奏を楽しんでいるところに、私がお邪魔してしまうというハプニング。久しぶりに聞くピアノの音、音楽。

30年という封印していたものは何だったのか。私は通販で電子ピアノを購入し狂ったように弾き始めました。

動かない指、それでも弾ける喜びが勝り。 3か月ほど経過した時に、「もっと練習すれば元に戻るかも」と思い、アップライトピアノを購入しました。 1日6時間の練習。アップライトピアノからグランドピアノに買い替え、更にグレードを上げたグランドピアノを購入しました。

ここで、また、あの気配を感じ始めます。「まただ─」 10歳ぐらいから度々腱鞘炎で痛い思いをしていた記憶が蘇ります。

ここで私は、あの美しい音を奏でるロシア人ピアニストも同時に思い出しました。 30年前とは違い今はインターネットで何でも調べられます。 ロシア奏法、重力奏法─ これこそ私の憧れの音。

なかなか習得には至らず、モヤッとしているところに目に飛び込んできたのは、新刊『「響き」に革命を起こすロシアピアニズム』大野愼嗣著読んでみたもののそれだけで弾けるものではありません。教えてくれるところを探しました。そして、田島孝一氏と出会いました。

大野愼嗣著のその本の80ページから108ページに書かれてあるロシア奏法と田島氏の指歩き奏法が非常によく似ていました。迷わず田島氏に師事しました。

半年以上かけて習得した重力奏法。こんなに素晴らしい奏法は、ピアノを習う上で必要不可欠です。私が長い間スランプで悩んだからこそはっきり申し上げることができます。

幼児であろうと壮年であろうと。当教室のレッスン生には全員に重力奏法を用いたレッスンをしています。

無駄な力を使わず、体に優しい弾き方。何より、美しい音、それは誰しもが憧れる音、本物のピアニストの音。

難曲を弾けたらかっこいい、と勘違いしている人が多いですが、基本ができていなければ、難しい曲を弾いても私のように腱鞘炎で痛い思いをすることも少なくありません。

まずは、弾く手をつくることです。それは即ち重力奏法を身に着けるということに他なりません。

重力奏法・体験レッスンでは、１指１音の美しい音を奏でることを体験していただきます。重力奏法・習得レッスンでは、全指１音～和音、アルペジオ、指定楽曲によるレッスンをします。習得速度は個人差があるため、回数は定めません。レッスンに必要な講義もレッスン時間に含めます。

㊟1：オンライン可。オンラインでの受講は1回限り無料（30分）です。㊟2：オンライン可。金額は教室でのレッスンと同じです。

料金は毎回前納です。対象は就学児以上、バイエル終了以上の技量のある方となります。他のお教室の通っておられる方も受け入れます。重力奏法のみのレッスンとは別に教則本でのレッスンも可能ですが、まずは重力奏法を習得し、その後で教則本でのレッスンをおすすめします。