初心者8回のレッスンで中級伴奏 完全マスター
この5月6日、切実なレッスンご依頼のメールを頂きました。
最近、久留米へ引越ししてきましたが、
引越し前から娘がピアノ教室に通っており、久留米でもお教室を探す予定でしたが今はコロナの影響もあり、取り急ぎ引越し前のピアノ教室の先生にオンラインでレッスンを受けております。
実はそのお教室で、オンライン弾きあい会が開催されることになり、2曲弾くうちの1曲は、母親の私が伴奏をすることになりました。伴奏の曲目は、「輝く未来」(塔の上のラプンツェル、娘のリクエストです)です。
そこでご相談ですが、
5月30日の弾きあい会まで、週1回もしくは2回、集中レッスンをお願いすることはできませんでしょうか。
計6回ほどになるかと思います。
私がほとんど初心者で、娘も楽しみにしており(泣)かつ、子どもの手前、母さんには難しいから諦めたと言えず、なんとかお願い出来ませんでしょうか。
このメールを拝読しまして、私としては おてつだいするしかない! と。
5月8日が第1回目のレッスンでした、それから週2、3回のレッスンをこなしました。
めちゃくちゃ スパルタ です。
あと1回、最後のレッスンを5月29日に控えた今、ほぼほぼカンペキに弾きこなせておられます。
ここまで弾けるようになるとは、正直思っておりませんでした。
課題曲はバイエル終了程度の難易度です。
いきなり、全くの初心者ができるかどうか。。。
お母様の強いご希望もあり、
アレンジ無し(ダウングレードせず)、譜面通り、でレッスン開始。
(よくある楽譜にドレミを書き込む、鍵盤にシールを貼る などの小細工は一切なし)
途中、やっぱり、ここの音符を減らしてみたら?というお母様からのご提案がありましたが、その時は既に私の中で これならイケる!と確信がありましたので、私はお母様を勇気づけてそのまま弾くことをご提案しました。
子供たちを寝かしつけ、毎日夜中に1~2時間練習されたそうです。
娘様5歳、その下に2歳児の子育てをしながら大変だったと思います。
その甲斐もあり、またご本人の明るい性格も手伝い、表面的にはご苦労を感じさせず、順調な上達でした。
最後の3回のレッスンは、私の希望を組んでいただき、娘様とお母様と一緒のレッスンにしてもらいました。
私自身、アンサンブルの楽しさを改めて感じた次第です。
こんなに楽しくスリリングなレッスンは初めてでしたが、毎回、上達しているお母様のお姿に感動しました。
『今回をきっかけに、ピアノがこんなに楽しいことを知りました!』
というお母様からのお言葉を頂きました。
私は何か記念になるものがないかと考えておりました。
元々伴奏だけではと思っていたので、私は簡単にアレンジした楽譜を作成中です。
(作成中の楽譜の方が課題の伴奏より数倍簡単です。)
何だが、私がレッスンを受けたような気分です。
ちょっと涙腺緩みそう。
─ご卒業まで あと1回─
このレッスンに集中しておりましたので、5月のブログはこれが最初の投稿になりました。
美しい音を求めてまだまだ旅は続きます。
教室では、楽譜通りに弾くだけではなく、美しい音の追及、ピアノを弾き始めの段階から体を痛めないレッスンをします。
美しい音を出すために、お子様の成長に、大人の方の「またピアノを弾きたい」を応援します。
ご質問も受け付けます!
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