メトロノームのススメ
「拍が取れない」とは、
音楽のリズム(拍子)に合わせる、つまり、音楽の脈動(拍)に正確に合わせるのが難しい状態を指します。具体的には、曲のテンポやリズムに意識が向かず、音符や楽器の音色などに気を取られてしまい、結果的にリズムが乱れてしまうことを言います。
拍(拍子):音楽のリズムの基礎となるもので、一定の間隔で繰り返される拍動のことです。例えば、4分の4拍子であれば、1小節に4つの拍が含まれる。 拍が取れない:拍のタイミングを正確に捉えられず、音楽のリズムに合わない状態です。
年齢問わず、「拍が取れない」レッスン生がボチボチおられます。
速くなったり遅くなったり、弾けるところは速く、弾けないところはゆっくりと、、、こんな感じの演奏を聴くことがある、ということです。
そんな時、レッスン中は私の手拍子、ご自宅ではメトロノームをおススメしています。
最近は手軽にスマホでメトロノームを代用される方も多く、私もそれで良いと思っておりました。
が、これがそもそも間違いだった─
全てが間違いではないのですが、最初から難なく拍が取れるのならそれでよいのです。
拍が取れない場合、メトロノームの振り子を見ながら拍を取る(手拍子)ことをおススメします。
デジタル表示のものではなく振り子のあるメトロノームを使います。
↓下記の画像をクリックするとWEB振り子のメトロノームに移動します!
メトロノームの活用
1⃣手拍子とメトロノームの振り子を合わせる。
メトロノームの振り子を見ながら手拍子。
それが合うようになったら2⃣へ。
2⃣手拍子とメトロノームの音を合わせる。
目を閉じて’(メトロノームは見ないで)メトロノームの音と手拍子を合わせる。
3⃣ピアノ演奏とメトロノームの音を合わせる。
1⃣ができたら2⃣ができたら3⃣、と順に進めていきます。
できない場合は次の段階へは進まないこと。
できたからと言って、次の段階がスムーズにできるとは限りません。
その場合、一つ前の段階にすぐ戻ることです。
できない段階でチンタラ練習し続けないこと。
「自分ができない」ことをしっかり受け止め素直に降参する、これがピアノの上達カギ。
ある国の格言に「知識とは己を知ること」とあります。
非常に簡単な言葉ですが意味は深い、何十年もたった今、その重さに驚愕するばかりです。
では成功を祈る!
この方法なら絶対、拍は取れるようになります。
取れないままであれば、それはやり方が手ぬるいだけの話。
「どのくらい練習したらできるようになりますか?」
『できるようになるまで練習すればできるようになります』私のいつもの応え。
💡手汗拭き用のハンカチまたはタオルをご持参ください✋
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美しい音を求めて、私自身も研究練習を続けていきます。
教室では、楽譜通りに弾くだけではなく、美しい音の追及、ピアノを弾き始めの段階から体を痛めないレッスンをします。
美しい音を出すために、お子様の成長に、大人の方の「またピアノを弾きたい」を応援します。
ご質問も受け付けます!
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